調律法今様

現代圧倒時に主流の平均律や私のオリジナル調律法のVeryWellTemperament※ミーントーンや近年発掘されたバッハの調律法などを現代のピアノ用にアレンジしてアップロードしていきます。

現代ピアノの調律に際し、割り振り(中音域で音律の基礎を設定)で純正四度・純正五度を設定すると、低音側や高音側へ広げた際につじつまの合わないことが起こります。
高音オクターブを広めに調律するとなおさらです。
紙の上の理論ですっきりしたものも、実際のピアノ調律においては、一台一台検討を加える必要があるのです。

とは言え、概ねピアノには共通した癖があるので、現代のピアノの特性に合うように、お気に入りの古い時代の調律法もアレンジして紹介します。

※VeryWellTemperament=1984年頃から実践している私のオリジナル調律法で、現代のピアノに古典調律の色合いを取り入れようと試みたものです。厚かましいネーミングの VeryWell は、SuperやHyper などと同様、理詰めで考えたものの、ちょっと眉つばな感じがするのを感じて最近つけた名前です。
そんなネーミングのちょうど良さも気にいっています。☆ (~_~;)

http://okamotopiano.jp 岡本ピアノ工房 岡本芳雄