ご存知ピアノは、およそ230本の弦が張ってあります。そのすべての弦が互いに共鳴し合うことにより、あの心地よい響きが生まれています。
もちろんそれぞれの弦がうまく共鳴するためには、調律が欠かせません。
調律は、少しでも妥協すると残念な結果をもたらすので、1本1本、そしてすべての弦に対して注意深い作業を積み重ねていきます。
手を合わせて・・・息を止めて・・・ 祈りの様子 にとてもよく似ています。
ピアノを調律している時、、、
合わせている音が 『ド』 (基音)だとすると、隠れた 『ソ』 (第三倍音)の音を 強く意識 し、頼りにしています。
倍音 は、ノギスやマイクロメータのような役割も果たしていて、基音のずれをより綿密に測ることが出来るのです。
ある時、『この音』(第三倍音)が 本当に 神様の声 のように感じられたことがあります。
合わせている音は 『ド』 (C)なのだけれど、耳を澄ませて聴いているのは、 『ソ』 (G)の音・・・
あっ!『救世主と神』との関係に似ているのでは・・・
基音 に対して 『1オクターブ+五度上の音(第三倍音) 』は、すべての音に 『守護神』 のように存在しているのです。
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あれれ! そう言えば・・・ ラテン語が起源と言われているドレミの音名でも・・・
『ソはSol』。 『Sol』は太陽=神。『 God の G 』 。。。 『ドはDo(Ut)』。 『Do』はDominus=救い主。『 Christ のC 』
Do Re Mi Fa Sol La Si = C D E F G A H(B)
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中学生の頃からの疑問「ドレミがABCでない~謎~」も勝手に分かったような気がしているところです。
注意:なんら裏付けはありません。偶然かもしれません。はたまた思い込みの強さからのコジツケの可能性が高いです。あしからず・・・
http://okamotopiano.jp 岡本ピアノ工房 岡本芳雄